弘前市、家族が集う家族葬…(小田桐家)
この物語は、とーたる・さぽーと0528が実際に担当した葬儀を元にしたノンフィクションです。
実例のエピソードを基に、心温まる家族葬、喜怒哀楽の家族葬の一例として描いております。
第1章: 決意の時から半年後
「ここに決めたんです」
半年前、小田桐様はとーたる・さぽーと0528のチラシとホームページを見て、そう強く決心した。
そのときはまだ、父の葬儀について具体的に考えることはできなかったものの、家族の最後の時が近いことを感じていたからだった。
そして、あの決意から半年後、父が永眠されたという知らせが訪れた。
朝一番で電話をいただいたが、病院からの要請で夕方に迎えに行くことになり、私たちは最善のタイミングでお伺いした。
第2章: 自宅での見送り
「母が自宅で寝たっきりでいるんです。だから、父を自宅に連れて帰りたいんです」
電話の向こうで、長女の小田桐さんはそう語った。彼女の願いは、父を母がいる自宅に連れて帰り、家族全員でお別れをすることだった。
「もちろんです。喜怒哀楽の家族葬を通じて、お父様との最後の時間を大切にしていただけるようサポートいたします」
担当者の樺澤は、その思いに応えるため、自宅で通夜・葬儀を行うプランを提案した。
自宅での安置が決まり、遺体の搬送は慎重に進められた。
長女と他の家族4人が父を迎えるために病院に集まった。その瞬間から、家族全員が父との最後の時間を共有するという意識が強く芽生えた。
第3章: ご葬儀の準備
搬送車でお父様を病院からご自宅へとお連れし、2日間の安置が始まった。
その間、納棺の儀が行われ、家族全員が揃って父を棺に納める儀式に参加した。
寝たきりだったお母様も、この時ばかりは少し身体を起こし、父の棺にそっと花を入れた。
「お母さんも一緒に見送ることができて、本当に良かったです」
小田桐さんはそうつぶやきながら、安堵の表情を見せていた。
第4章: ご葬儀当日の流れ
弘前市内の火葬場での火葬が無事に行われた後、父を連れて自宅に戻った。
その晩には、自宅での通夜が厳かに進行された。自宅という慣れ親しんだ場所で、家族はゆっくりと父との別れの時間を共有し、涙も笑顔も交じり合う温かな空気が流れていた。
翌日には、葬儀とその後の寺院での埋葬が行われた。
お父様を送り出した後、家族は静かに、そしてしっかりとその場を見守っていた。
第5章: 家族で送る温かな時間
葬儀後、小田桐さんは安堵した表情で樺澤に感謝を伝えた。
「納棺の儀が本当に良かったです。母も少し起きてお別れを言うことができて…家族全員で見送れて本当に嬉しかったです」
「全て安心して任せられて、思うように見送ることができました。希望を全て叶えてもらった自宅から送ることができて嬉しく思います」
彼女のその言葉には、家族全員が一緒に父を見送ることができた喜びが込められていた。
復元納棺師 樺澤からのメッセージ
「小田桐様のご葬儀を通じて、改めて感じたことは、家族が一緒に故人を見送るということの大切さでした」
「お母様も一緒にお花を棺に入れられた瞬間、それは何にも代えがたい美しい光景でした。喜怒哀楽の家族葬として、形式にとらわれず、心から送り出すということが何よりも重要だと感じています。」
エピローグ: 家族の絆を深めた葬儀
『喜怒哀楽の家族葬』では、家族が一つとなり、故人と向き合う時間を大切にします。
感情の表現を恐れず、家族全員が悲しみだけでなく、感謝や笑顔も含めて送ることができる場を提供することが、この葬儀の本質です。
**「弘前市 家族葬」**として、地域に根ざしたサービスを提供し、これからもご家族が安心して依頼できる存在であり続けます。
**「安心して任せられた。全て希望を叶えてもらった」**という小田桐様の言葉は、私たちの支えであり、誇りです。
これからも、故人との最後の時間を豊かに過ごしていただくために、心を込めてサポートしていきます。
その他の業務
事前相談
葬儀に関する事前相談を受け付け、個別に対応。家族や故人の希望を聞き取り、最適な葬儀プランを提案します。
寺院の紹介
檀家になっていない方のために、信頼できる寺院を紹介し、戒名や読経などの手配をサポート。
特殊清掃・遺品整理
特殊清掃:孤独死や事故現場での清掃を専門業者が行い、安全で清潔な状態に戻します。
遺品整理:故人の遺品を丁寧に整理し、貴重品や思い出の品を遺族に届けます。
海洋散骨・永代供養
遺骨を海に撒く「海洋散骨」や、お墓を持たない方への「永代供養」などの手配を行います。
粉骨業務
遺骨を粉にする「粉骨サービス」を提供。散骨や手元供養のために適した形で加工します。
墓じまいと檀家脱退コンサルティング
墓じまいを希望する家族のために、お墓の整理・閉鎖手続きをサポート。寺院との交渉や檀家脱退の手続きも支援します。
葬儀に一貫したサービスを執り行っています。
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