弘前市 家族葬・特殊清掃対応(鎌田家)
この物語は、とーたる・さぽーと0528が実際に担当した葬儀を元にしたノンフィクションです。
実例のエピソードを基に、心温まる家族葬、喜怒哀楽の家族葬の一例として描いております。
第1章: 警察からの連絡
「弘前市のアパートの一室で男性が亡くなっている」との連絡が弘前警察署から入り、とーたる・さぽーと0528の担当者、樺澤は急いでアパートへ向かった。
現場に到着すると、そこには亡くなった男性のお母様、鎌田様がいた。彼女の顔には深い悲しみが浮かんでいたが、同時に心の準備をしようとする強い決意が見て取れた。
「葬儀はできるだけ簡易に済ませたいんです。それと…部屋の片付けもお願いできますか?」
彼女は小さな声で、そう依頼した。
第2章: 特殊清掃と遺品整理の依頼
「息子が亡くなったこの部屋、遺品整理と特殊清掃をお願いしたいです」
部屋の中には、彼の遺品がそのまま残されていた。
鎌田様は、その部屋を前にして言葉を失い、ただ息子の思い出がそこにあり続けることに胸を締め付けられていた。
「素人がむやみに入るべきではないと聞いて…どうか、プロにお願いしたくて」
樺澤は彼女の思いに応え、**「喜怒哀楽の家族葬」**の一環として、遺品整理と特殊清掃を行うことを約束した。
葬儀と共に、部屋の清掃も含めて最善の形でサポートすることを決めた。
第3章: ご葬儀の準備と打合せ
今回は、弘前警察署にご遺体が安置されている状態であり、火葬のみを行う直葬プランが選ばれた。
打合せは、遺体搬送後に1度行われ、鎌田様の希望を確認しながら進められた。
「できるだけシンプルに、そして日にちを短く」
その願いに応え、樺澤はすぐに手配を進めた。藤崎町の火葬場にて火葬を行い、その後、ご遺骨を鎌田様のもとにお返しする手筈を整えた。
第4章: ご葬儀当日の流れ
藤崎町斎場にて火葬が行われ、シンプルな形式での送り出しが完了した。
鎌田様は、息子を見送る際に涙をこらえながらも、「これで彼は静かに休める」と安堵の表情を浮かべた。
葬儀後の2日後、樺澤とチームは故人が住んでいたアパートの2DKの部屋に足を運び、遺品整理と特殊清掃を開始した。
真夏の暑さの中、感染のリスクがある状況ではあったが、プロフェッショナルな作業を通じて部屋は丁寧に片付けられ、消臭処理も行われた。
「素人ではあのような状態での遺品整理は難しいと聞きました。本当にお願いして良かったです」
鎌田様は、その作業を見届けながら、改めて感謝の言葉を述べた。
第5章: 特殊清掃の大切さと安心感
今回のご依頼では、特殊清掃と遺品整理が重要な要素だった。
「息子の部屋を見た時、私は手をつけるべきではないと感じました。それでも、とーたる・さぽーと0528さんにお願いできたから、私は安心して全てをお任せすることができました」と鎌田様は語った。
プロフェッショナルによる特殊清掃と遺品整理は、ただの片付けではなく、故人に対する敬意と、残された家族が新たに生活を始めるための準備でもある。
そのために、樺澤たちは一つひとつの作業を丁寧に進め、家族が前に進むための環境を整えた。
エピローグ: 新たな一歩を支える喜怒哀楽の家族葬
『喜怒哀楽の家族葬』では、家族の希望を尊重し、必要なサポートを柔軟に提供することを目指しています。
感情の表現が自由で、家族が心の中で故人と向き合える空間を作るために、私たちは全力でサポートしています。
「特殊清掃はプロに任せるところだと分かりました。安心して全てを任せられたことが何よりでした」
鎌田様の言葉には、信頼と感謝が込められていました。
これからも、私たちは故人と家族が心から向き合える時間を提供し、新たな一歩を支えるお手伝いを続けていきます。
その他の業務
事前相談
葬儀に関する事前相談を受け付け、個別に対応。家族や故人の希望を聞き取り、最適な葬儀プランを提案します。
寺院の紹介
檀家になっていない方のために、信頼できる寺院を紹介し、戒名や読経などの手配をサポート。
特殊清掃・遺品整理
特殊清掃:孤独死や事故現場での清掃を専門業者が行い、安全で清潔な状態に戻します。
遺品整理:故人の遺品を丁寧に整理し、貴重品や思い出の品を遺族に届けます。
海洋散骨・永代供養
遺骨を海に撒く「海洋散骨」や、お墓を持たない方への「永代供養」などの手配を行います。
粉骨業務
遺骨を粉にする「粉骨サービス」を提供。散骨や手元供養のために適した形で加工します。
墓じまいと檀家脱退コンサルティング
墓じまいを希望する家族のために、お墓の整理・閉鎖手続きをサポート。寺院との交渉や檀家脱退の手続きも支援します。
葬儀に一貫したサービスを執り行っています。
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