直葬を選んだ家族の本音|後悔から見えた心の供養とは

直葬を選んだ家族の本音
後悔から見えた心の供養とは
弘前でも近年 直葬を選ぶ方が増えています
費用を抑えられ 手続きも簡単なことから 現代的な送り方として選ばれることが多くなりました
けれども葬儀が終わったあとに
本当にこれで良かったのだろうか
そう感じている方が少なくありません
葬儀とは 形を整えることだけではなく
心の供養を整えるための時間でもあります
今回は 直葬を選ばれたご家族の本音を通して
後悔の背景と 心を癒す送り方について考えてみたいと思います
直葬とは何か 心の整理が難しい送り方
直葬とは 通夜や葬儀を行わず
ご遺体を火葬のみで見送る最も簡素な形式です
短時間で完結し 費用負担も少なく
迷惑をかけたくないという想いから選ばれることもあります
しかしその一方で
お別れの時間が極端に短く
感謝や想いを伝える機会が少なくなってしまうことがあります
母を火葬場に送り届けただけで終わってしまいました
もっと手を握りたかった
こうした声は珍しくありません
直葬は合理的に見えても 心の整理が追いつかないことが多いのです
後悔する理由 見送る心が置き去りになるとき
葬儀は故人のためだけでなく
残された家族が心を整える時間でもあります
直葬を選ばれた方の中には
何もしてあげられなかった 感謝を伝えられなかったと
時間が経つほどに心の痛みを感じる方が多くいらっしゃいます
その背景には
故人を想う気持ちと 形式を重視しすぎた現実との間にある心のずれがあります
人は 別れを通して感情を整理し
ありがとうを伝えることで初めて前を向けるものです
その大切な時間を持たなかったことが
静かな後悔へとつながっていくのです
一日葬という選択 時間よりも心を大切に
とーたる・さぽーと0528では
直葬を経験されたご家族から
今度は一日葬で送りたいというご相談を多くいただきます
今回はきちんと感謝を伝えたい
少しでも母と一緒に過ごす時間を作りたい
そう話される方々の表情には
心の供養を求める強い想いが感じられます
一日葬は 通夜を省きながらも
ゆっくりと故人と向き合える時間を持つ葬儀です
形式にとらわれず
家族の想いを中心に組み立てられる
その柔らかさが 後悔を和らげる一歩になります
喜怒哀楽の家族葬が大切にしていること
私たちが提案する喜怒哀楽の家族葬は
形式よりも心で送ることを大切にした葬儀です
泣いてもいい 笑ってもいい
故人の人生にあった喜び 怒り 哀しみ 楽しみ
そのすべての感情を そのままの形で見送る
それが 私たちが考える心の供養です
手を合わせながら 自然と笑顔になれた
涙のあとに 少しだけ心が軽くなった
葬儀は終わりではなく 心を整える時間
悲しみを感謝へ変える場所
その一瞬が 後悔のないお別れへとつながります
後悔を残さないために
亡くなった人の希望を尊重することは大切です
けれど 見送る人の心にも送りたい想いがあります
簡単でいいと言われても
手を合わせたい 言葉を伝えたいという気持ちは
その人を大切に想う証です
葬儀は 故人と家族の心が交わる時間
その交わりの中で ようやく心が整い
ありがとうが生まれます
行動へのご案内
後悔を残さないお別れをしたい方へ
心を整え 感謝で見送る時間を持ってみませんか
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