孤独死と相続不安が重なった葬儀事例 弘前市小林家の場合

ご依頼内容
突然の孤独死。
警察介入。
火葬の判断。
そして相続への不安。
葬儀だけでは終わらない現実に直面したとき、家族は何から考えればよいのか分からなくなります。
今回は孤独死 葬儀 相続 遺品整理が同時に重なった小林家の葬儀事例です。
ご相談の背景
孤独死で発見され警察介入となったケース
故人は一人暮らし。
孤独死の状態で息子様が発見しました。
警察署でのご遺体引き取りと検死を経て、想定より早くご遺体が返還される見込みとなりました。
葬儀のご希望
お寺を立てず火葬のみを希望
小林家のご希望は明確でした。
お寺は立てず、火葬のみで行いたい。
形式よりも現実的な判断を優先する形です。
喪主様が抱えていた本当の不安
相続してよいのか分からないという恐れ
一番の不安は葬儀ではありませんでした。
相続して問題ないのか。
負債を引き継ぐ可能性はないのか。
相続したことで生活が苦しくならないか。
相続したくない気持ちがある一方で、
遺品整理
建物の解体
売却
まで進めたい思いもあり、判断が難しい状況でした。
私が行った対応
答えを出さず判断のヒントだけを伝える
相続するべきかどうかを決めることはしません。
行ったのは、後悔しないための考え方の整理です。
負債を確認する方法
判断する前に知るべき順番
専門家に相談する重要性
その結果、喪主様はご遺体引き取りの前日に司法書士へ相談する行動を取られました。
この事例で大切にしたこと
決断を代わりにせず整える役割
葬儀は終わっても、判断は続きます。
誰かが答えを出すのではなく、
自分で決められる状態をつくる。
それが孤独死と相続が重なる場面で最も重要だと感じています。
喪主様からのGoogleレビュー
実際にいただいた評価
特殊な案件であったと思いますが素早い対応をしていただき本当に助かりました。
不明な点なども丁寧に教えていただきありがとうございました。
まとめ
孤独死の葬儀は火葬だけでは終わらない
相続
負債
遺品整理
解体
売却
不安を一つずつ整理し、必要な専門家につなぐ。
この事例は、葬儀の先まで見据えた支援の大切さを示すケースです。

