遺品整理(特殊清掃) 自死にて自宅で亡くなった方

建設会社からの遺品整理の紹介したいが受けてくれるかというお話でした。
内容を聞くとアパートで自死し、その痕跡を消したいという内容でした。
その場合は特殊清掃と言う。遺品整理の中でもかなり難しい分野ですので費用が掛かります。と伝えそれでもいいのであればお受けいたします。
3日後、紹介されたご遺族の方から直接お電話をいただきました。
私の自宅に来ていただきたいというので直ぐ伺う事を伝え訪問しました。
内容は建設会社が言っていた自死であったが死因は健康器具につり下がり生涯を終えたのですがその数年前にも首と手首を風呂場で切ったが逝けず、風呂場から布団のある寝室まで血を垂らして移動し横だわっていた所、兄弟が発見し救急車を呼んで助けたという。
その後、助けた本人からは怒られたと言っていた。
そのご兄弟からアパートの住所などを一連の情報をお聞きし、現場に伺いました。
見積もりが終えて自宅に見積もり結果を伝えに自宅に伺う予定にしていたので電話で「いま、見積もりが終わったのでこれから伺いますが…」
という事で再度訪問。
内容を説明して、ご納得され契約をしていただきました。ご兄弟の方が大家さんとアパートに住む皆さんに箱菓子とご挨拶をしてほしいという事出たので当社で請負。大阪屋のお菓子を8箱準備していただき、明日に挨拶と作業開始となりました。
駐車場が狭いまで、土日と出勤時間と帰宅時間を聞き、駐車場の利用ができるか尋ねると教えていただいた。
やはり、数年前の血痕の処置が大変で時間がとったが無事終了した事をご兄弟に連絡した。
以前の打合せで、引渡し時に一緒に立ち合いをしてほしいという事で早めに日程を決めておいていたので当日伺い、無事引渡し完了する。
その後の不動産会社、大家さんから敷金礼金でリフォームできるようにしたと結果報告をいただきました。
かなり、広範囲の特殊清掃でしたのでほぼ綺麗な状況になりましたが使用年数がありますので通常リフォームの壁紙や畳の張替えなどの程度でできるという事で追加費用が掛からなかったようでした。