お寺をやめたら、お葬式はどうなる?弘前の葬祭師が正直に答えます

離壇・墓じまいのご相談|とーたるさぽーと0528
お寺をやめたら、
お葬式はどうなる?
弘前の葬祭師が正直に答えます
離壇(りだん)とは、菩提寺(先祖代々のお墓を管理していただいてきたお寺)との関係を終えることです。
そして、離壇後も葬儀はできます。法事も続けられます。形が変わっても、大切に思う気持ちは変わりません。
「お寺をやめようかと考えている。でも、そうしたらお葬式はどうなるんだろう——。」
そんな不安が、頭の片隅に引っかかっていませんか。
弘前で20年以上、地域のご家族に寄り添ってきた葬祭師として、正直にお伝えします。
離壇を後押しするのが、この記事の目的ではありません。ご家族が選んだ道を、葬儀と法事の面からきちんと支えられることをお伝えしたい。ただ、それだけです。
こんな心配が、頭をよぎっていませんか
離壇を考えているご家族から、実際によく聞かれる言葉です。
- ▸
「お寺をやめたら、お葬式はできないんじゃないか…」 - ▸
「法事はどこに頼めばいいのか、見当もつかない」 - ▸
「ご先祖様に申し訳ないんじゃないか…罰当たりでは?」 - ▸
「家族の中で意見が割れていて、前に進めない」 - ▸
「手続きの流れが全然分からない。何から始めればいい?」 - ▸
「お寺との関係をこじらせたくない」
どの言葉も、とても正直な気持ちだと思います。この記事で、一つひとつ丁寧にお答えします。
結論:離壇後も、葬儀はできます。法事も続けられます
菩提寺との関係を終えても、お葬式は行えます。
とーたるさぽーと0528は、菩提寺のないご家族の葬儀に対応しています。弘前市を含む7市町村・6斎場で、55〜110万円(税込・火葬料込み)の家族葬をご用意しています。
「そんなことができるの?」と驚かれることもあります。でも、これは特別なことではありません。理由を順にご説明します。
菩提寺がなくても葬儀ができる理由
弘前・津軽は「骨葬」の地域です
弘前や津軽地域の葬儀は、全国の標準的な流れとは順番が異なります。「骨葬」といって、火葬を先に行い、その後に通夜・葬儀を行う形が一般的です。
この地域では、菩提寺の有無にかかわらず、葬儀の形は「ご家族がどんなお別れをしたいか」で組み立てることができます。
読経や宗教的な形は、ご家族が選べます
「やっぱり読経をお願いしたい」という方には、ご希望の宗旨・宗派に対応できる宗教者をご紹介します。「宗教的な形にこだわらず、ご家族だけで静かに送りたい」という方にも、その形でお手伝いします。
菩提寺があるかないかで、葬儀の良し悪しが決まるわけではありません。大切なのは、そこにいるご家族が「ちゃんと送れた」と感じられる時間を作れるかどうかです。
離壇後の法事・年忌供養、どうすればいいか
「法事はずっと同じお寺に頼んできた。それがなくなったら、どこに頼めばいいの?」
選択肢は、いくつかあります。どれが合うかは、ご家族の状況と希望によって変わります。
| 選択肢 | どんな方に向くか |
|---|---|
| 移転先の寺院・納骨堂に依頼する | ご遺骨を移した先の寺院に法事もお願いする方法。年忌供養も続けやすい。 |
| 永代供養先の寺院に依頼する | 永代供養墓・合同墓に移した場合、その寺院が供養を続けてくれる。 |
| 自宅での手元供養に切り替える | ご遺骨の一部を自宅に置き、自分たちのペースで供養を続ける方法。 |
| スタジオ祈り(0528の供養空間)を活用する | 0528が運営するスタジオ祈りは、小さな供養の場として活用できます。詳しくはご相談ください。 |
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「自分の家族にはどれが合うんだろう」と迷ったとき、その整理を一緒にする相談相手として、0528があります。答えを押し付けることはしません。ご家族の状況と気持ちを聞きながら、一緒に考えます。
「離檀料はいくら払えばいいの?」——法的に支払い義務はありません
離壇を考える多くの方が、最初に頭をよぎる言葉が「離檀料」です。「高額を請求されたらどうしよう」「払わないといけないのか」——そんな不安が、前に進む足を止めてしまうことがあります。
まず、はっきりお伝えします。
離檀料は、法律上の支払い義務がありません。
法的な根拠
| 根拠 | 内容 |
|---|---|
| 墓地、埋葬等に関する法律 第5条(改葬の許可) |
改葬(遺骨を別の場所へ移すこと)の許可権限は市区町村長にある。お寺が改葬を拒否する法的権限はない。 |
| 日本国憲法 第20条 (信教の自由) |
特定の宗教・宗教団体との関係を強制されない権利が保障されている。 |
| 民法・商法・寺院規則 | 「離檀料」の支払いを義務づけた法律はいずれにも存在しない。 |
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では、離檀料とは何か
離檀料とは本来、長年お墓を守っていただいてきた菩提寺への「感謝のお布施」として任意でお包みするものです。「退会金」でも「解決金」でも「手数料」でもありません。金額の基準はなく、お気持ちの範囲で構いません。
メディアが「離檀料=請求される料金」として報道したことで、消費者感覚で受け取られるようになりましたが、本来の意味は感謝の気持ちを形にするものです。
高額を求められた場合の対処
一部の寺院が高額な金額を提示するケースがあります。そうした場合でも、感情的な対立を避け、誠実に話し合うことが、双方にとって最善の道です。
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一度引いて2〜3か月後に改めて誠実に相談する(金額が下がった事例あり) - ②
お寺の役員(総代)に口添えを依頼して調整してもらう - ③
行政窓口・消費者相談窓口に相談する - ④
弁護士に相談する(最終手段)
「罰当たりにならないか」という不安について
「お寺をやめることで、ご先祖様に申し訳ないことをしているんじゃないか——。」
この心配は、とても自然な気持ちだと思います。むしろ、そう感じるということは、それだけご先祖様のことを大切に思っている証拠です。
お寺の住職自身も、こう言っています。
「形あるものは壊れる。お墓にも寿命がある。自分の代で整理せずに次の代に責任を押し付ける方が、むしろ心苦しい。」
「墓じまいをした後も、一生懸命お参りに来ている方を多く見てきた。」
形が変わっても、手を合わせて供養し続ける気持ちは、ご先祖様に届きます。管理できなくなってほったらかしにするより、ご自身ができる供養の形に変えていく方が、ずっと誠実です。
「肩の荷が降りた」——墓じまいの後に感じること
墓じまいを経験した多くの方が、「肩の荷が降りた」「気持ちが楽になった」「お参りしやすくなった」と感じるといわれています。
不安だったはずなのに、なぜそう感じるのか。
「ずっと続けなければ」という重さから解放されて、自分たちのやり方で、今あるご家族で、ご先祖様と向き合えるようになったからではないでしょうか。
0528の立ち位置。第三者として、ご家族の隣に
0528は、お寺でもなく、行政でもなく、墓石屋でもありません。
第三者の伴走者として、ご家族の隣に立つ相談相手です。
お寺を批判することは、絶対にしません。長年お墓を守っていただいてきたお寺への感謝の気持ちを大切にしながら、誠実に前へ進む方法を一緒に準備します。
0528が一緒に考えられること:
- ✓
菩提寺のないご家族の葬儀(6斎場対応) - ✓
離壇後の法事・年忌供養の形の整理 - ✓
弘前・津軽地域の納骨堂・永代供養・樹木葬などの情報提供 - ✓
改葬許可申請・閉眼供養・墓石撤去の流れの説明と伴走 - ✓
「どこに相談すればいい?」という段階からの対話
「離壇サポート」:お墓の整理から、遺骨の行き先まで
離壇を進める上で、見落とされがちな大切なことがあります。
お寺の境内にお墓がある場合、お墓の整理は早急に動かなければならない、優先順位の高い作業です。
公営墓地や民間霊園のお墓とは違い、境内墓地は寺院の土地の中にあります。離壇が寺院との間で決まったと同時に、お墓の段取りにすぐ移る必要があります。
「お寺との話し合いが終わった、でもお墓はどうすればいい?」——この問いに対して、0528は離壇にかかわる全ての相談を受けています。
0528の離壇サポート|相談できること
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お墓の整理:境内墓地の返還・更地化・墓石の撤去の流れと段取り - ✦
遺骨の整理:ご遺骨をどこへ移すか——納骨堂・永代供養・樹木葬・散骨などの選択肢の整理 - ✦
住職との話し合いの準備:伝える内容・順番・感謝の言葉選びを事前に一緒に整理する。ご希望があれば2回目以降の面談に同席することもできます(話すのはご本人です) - ✦
全体の段取り:改葬許可申請などの行政手続き・各工程の順番と時間のかかり方の説明 - ✦
費用のご説明:墓石撤去・遺骨移動・行政手続き・お布施など、かかる費用の目安の整理
「何から始めればいいか分からない」という段階からでも、一緒に整理します。お寺との話し合いが済んでいなくても、まず相談だけでも構いません。
よくある質問
Q. 離壇後(菩提寺をやめた後)でも、葬儀はできますか?
できます。菩提寺がなくても、葬儀は行えます。とーたるさぽーと0528は、菩提寺のないご家族の葬儀にも対応しています。読経などの宗教的な希望がある場合は、対応できる宗教者をご紹介します。
Q. 菩提寺なしで葬儀をする場合、読経はどうなりますか?
ご希望があれば、宗旨・宗派に対応できる宗教者をご紹介します。宗教的な形にとらわれないお別れの形も選べます。どのような形が合うか、一緒に考えます。
Q. 離壇した後、年忌供養(法事)はどこに頼めばいいですか?
選択肢はいくつかあります。移転先の納骨堂・永代供養先の寺院に依頼する方法、自宅での手元供養に切り替える方法などがあります。どれが合うかは、ご家族の状況と希望によって異なります。0528がご家族の状況を整理するお手伝いをします。
Q. お寺をやめることは、罰当たりになりますか?
罰当たりではありません。形が変わっても、手を合わせて供養し続ける気持ちは続きます。墓じまいを経験した多くの方が「肩の荷が降りた」「気持ちが楽になった」と感じるといわれています。大切なのは、続けられる形で、ご先祖様と向き合い続けることです。
Q. まだ離壇するか迷っている段階でも相談できますか?
もちろん相談できます。「まだ迷っている」「家族と意見が合わない」「先に情報を整理したい」という段階からお話しできます。勧誘はしません。知っておくことで、気持ちが楽になることもあります。
Q. 弘前市以外でも対応していますか?
弘前市・西目屋村・藤崎町・板柳町・鶴田町・平川市・五所川原市の7市町村に対応しています。お迎え・ご搬送は24時間365日対応しています。6斎場(弘前市斎場・藤崎町斎場・板柳町斎場・平川市やすらぎ聖苑・鶴田町火葬場・五所川原市葬斎苑)をご利用いただけます。
Q. 家族葬の費用はどのくらいですか?
55〜110万円(税込・火葬料込み)です。お布施・飲食・返礼品・安置延長などは別途実費となります。とーたるさぽーと0528には決まったプランがありません。祭壇や棺をご家族ごとに選び、オリジナルの構成でお見積りします。費用のご説明は必ず直接お会いしてお伝えしています。
Q. 離壇したら、お墓はどうすればいいですか?
境内にお墓がある場合は、離壇が決まると同時にお墓の整理も始める必要があります。優先順位の高い作業です。0528では、墓石の撤去・更地化・遺骨の移転先の選択・改葬許可申請など、お墓の整理から遺骨の行き先まで、離壇にかかわる全ての相談を受けています。「何から手を付ければいい?」という段階からお話しいただけます。
Q. 離檀料は必ず払わなければいけませんか?
法律上の支払い義務はありません。離檀料を義務づけた法律は存在せず、墓地埋葬法第5条により改葬許可の権限は市区町村長にあります。離檀料の本来の意味は、長年お墓を守っていただいた菩提寺への感謝のお布施(任意)です。金額の基準はなく、お気持ちの範囲で構いません。高額を求められた場合も、感情的な対立を避けて誠実に話し合うことが、双方にとって最善の道です。
まずは、話してみてください
「迷っている段階」でも、「とにかく誰かに話したい」でも大丈夫です。
代表・樺澤忠志が、お話を聞きます。勧誘はしません。
会う日程はLINEかお電話で決められます。
お迎え・ご搬送は24時間365日対応
この記事を書いた人
樺澤忠志(かばさわ ただし)
合同会社とーたる・さぽーと0528 代表・葬祭師。弘前市で20年以上、地域のご家族に寄り添ってきた。2011年に復元納棺師の認定を受け、2018年に会社を設立。喜怒哀楽の家族葬®の設計者。