弘前市、母の葬儀をお願いしたいんです(吉野家)
この物語は、とーたる・さぽーと0528が実際に担当した葬儀を元にしたノンフィクションです。
実例のエピソードを基に、心温まる家族葬、喜怒哀楽の家族葬の一例として描いております。
第1章: 長くしまっていたチラシ
「チラシを見ました。気になってずっとしまっていたんです。何かあった時はお願いしようと思って…」
その言葉には、とーたる・さぽーと0528を信頼し、最後の時に備えていた吉野様の気持ちが込められていた。
お母様が急に亡くなられ、ついにそのチラシを手に取る日が来たのだ。
今回は、事前相談もできないままに依頼が舞い込んだ。彼女は一人で、母を見送ることを決意していた。
第2章: 安置の希望
「母の葬儀をお願いしたいんです。でも、母の自宅はもう片付けてしまって…自宅もないんです」
吉野様の声には、不安がにじみ出ていた。母を静かに見送りたいという思いは強かったが、物理的な環境が整っていないという現実が彼女を悩ませていた。
「遺体安置室を使って、母を預かってほしいです」と、彼女は言った。
樺澤は静かに頷き、**「スタジオ祈りでの安置をご用意できます」**と提案した。
「喜怒哀楽の家族葬を通じて、お母様との最後の時間を大切に過ごしていただけるようにサポートいたします」
その言葉を聞き、吉野様は深く頷いた。**「母を静かに送り出せるなら、それが何よりです」**と。
第3章: ご葬儀の準備
搬送車にて、病院まで吉野様を迎えに伺い、母の遺体をスタジオ祈りに安置した。
家族はもう彼女しかおらず、彼女の一人での見送りだったが、母への感謝と愛情を心に強く抱いている様子が見て取れた。
「直葬でお願いしたいのですが、火葬当日まで預かっていただけますか?」
彼女のそのお願いに応え、総額50万円での直葬プランが決まった。
母は5日間、スタジオ祈りで静かに安置され、吉野様はその間、何度か足を運び母との時間を過ごした。
第4章: ご葬儀当日の流れ
弘前市内の火葬場にて火葬が行われた。
吉野様は、火葬場で母を送り出す瞬間に涙をこらえきれなかった。
「別れは辛いよね」と樺澤は心の中でそうつぶやいたが、それは彼女の深い愛情の証でもあった。
火葬が終わり、吉野様はお母様の遺骨を抱えて、自宅に戻った。
「母を預かってくれて、本当に助かりました」と、感謝の気持ちを伝えた彼女の声には、母との別れを心から受け入れた穏やかさがあった。
第5章: 家族葬での深い愛情
吉野様のご葬儀は、一人での見送りという形ではあったが、母との最後の時間は深く心に残るものだった。
**「チラシを見て、とーたる・さぽーと0528さんにお願いして本当に良かった」**と、彼女はそう語った。
「喜怒哀楽の家族葬」を選び、吉野様は母との最後の時間を、寂しさだけではなく、感謝と愛情に満ちたものにすることができた。
納棺の儀を通じて、彼女は母に最後の感謝を伝え、火葬を通して新たな一歩を踏み出すための覚悟を持った。
感情の表現を恐れることなく、全てを母に捧げたその瞬間は、まさに家族葬の本質であり、彼女の心を癒すものであった。
エピローグ: 家族との最後の時間を豊かに
『喜怒哀楽の家族葬』は、形式にとらわれず、家族一人ひとりが感情を自由に表現し、故人を送り出すための新しい葬儀の形です。
「弘前市 家族葬」として地域の皆様に寄り添い、ご家族の最後の時間を大切にすることを目指しています。
吉野様が「話しやすい人で良かった」と語ったその言葉は、私たちが何よりも大切にしている信頼の証です。
これからも、故人とご家族の絆を大切に、最適なサポートを提供してまいります。
その他の業務
事前相談
葬儀に関する事前相談を受け付け、個別に対応。家族や故人の希望を聞き取り、最適な葬儀プランを提案します。
寺院の紹介
檀家になっていない方のために、信頼できる寺院を紹介し、戒名や読経などの手配をサポート。
特殊清掃・遺品整理
特殊清掃:孤独死や事故現場での清掃を専門業者が行い、安全で清潔な状態に戻します。
遺品整理:故人の遺品を丁寧に整理し、貴重品や思い出の品を遺族に届けます。
海洋散骨・永代供養
遺骨を海に撒く「海洋散骨」や、お墓を持たない方への「永代供養」などの手配を行います。
粉骨業務
遺骨を粉にする「粉骨サービス」を提供。散骨や手元供養のために適した形で加工します。
墓じまいと檀家脱退コンサルティング
墓じまいを希望する家族のために、お墓の整理・閉鎖手続きをサポート。寺院との交渉や檀家脱退の手続きも支援します。
葬儀に一貫したサービスを執り行っています。
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