弘前市の家族葬専門葬儀社｜遺品整理・特殊清掃

この物語は、とーたる・さぽーと0528が実際に担当した葬儀を元にしたノンフィクションです。
実例のエピソードを基に、心温まる家族葬、喜怒哀楽の家族葬の一例として描いております。

第一章　突然の悲報

「兄が自宅で亡くなっているのを警察が見つけたんです」

その一報は、西本家の妹さんからの突然の電話でした。お兄様が自宅で亡くなり、警察が現場を調査中。死因がはっきりするまでには3〜4週間かかるという状況でした。途方に暮れる中、スマートフォンでとーたる・さぽーと0528を見つけ、**「ここなら相談してみよう」**と思ったとのこと。

「何も分からないんです……。どうしていいか全く」

電話の声からは、兄を失った衝撃とともに、何もできなかったという深い後悔が感じられました。

第二章　葬儀の相談

翌日、妹さんとご主人は遠方から弘前に来られ、警察署での手続きや葬儀の相談が始まりました。初めての経験で、何をどうしたらいいのか全く分からないという妹さんの不安を少しでも和らげるため、私たちは丁寧に説明しながら、最適なプランを提案しました。

「兄のために何かしてあげたいんです。でも、どうすれば……」
妹さんはそう言って、深い後悔の念を口にしました。何もできなかったという思いが、彼女を押しつぶしそうになっていたのです。

そこで私は、こう提案しました。
「何かを選んで、兄様に捧げてみませんか？その想いがきっと届くはずです」

お兄様に何かを選び、供養として捧げること。それは、妹さんの気持ちを整理し、心の安らぎを取り戻す助けになるかもしれない――そう信じて、私はその提案をしました。

第三章　お兄様との最後の時間

妹さんは私の提案に耳を傾け、お兄様のために選んだものを葬儀の準備に加えました。何もできなかった後悔の中で、少しずつお兄様との時間を取り戻すような感覚が彼女を支えていたのです。

葬儀の当日、弘前警察署までお兄様をお迎えに行き、火葬場での準備が整いました。お兄様は安置され、妹さんは納棺の儀で最後にお兄様の手に触れ、静かにお別れを告げました。

「兄が旅立つ準備ができたと思います」

その言葉には、悲しみの中にも少しずつ心の整理が進んでいる様子が伺えました。後悔だけではなく、兄への愛情をしっかりと形にする時間となったのです。

第四章　心を込めたお別れ

ご葬儀当日、藤崎町の火葬場で火葬が行われた後、妹さんご夫婦だけの静かな見送りが行われました。お兄様を送り出す最後の瞬間、妹さんは涙ながらに**「思う以上に心を寄せる見送りができた」と話しました**。

「何もできなかったと後悔していましたが、今日のこの時間で少しずつ整理がついてきました」

彼女の言葉には、どこか穏やかさが感じられました。兄への思いを捧げるその時間が、彼女にとって大きな癒しとなっていたことは明らかでした。

第五章　復元納棺師 樺澤の思い

西本様ご一家のご葬儀をお手伝いさせていただいた中で、妹様のお兄様への深い愛情と、何もできなかったという後悔が、どれほど大きかったかを感じました。しかし、その後悔を癒すために、お兄様のために何かを選び、供養の形にしたことで、妹様が少しずつ心の整理をつけられた様子を目の当たりにしました。

**「色々と精神的に助かりました」**と仰っていただけたことが、何よりの励みです。お兄様が安らかに旅立たれるよう、私たちができる限りのお手伝いをさせていただけたことを光栄に思います。

今後も、とーたる・さぽーと0528では、お客様のご要望に応じてご満足いただける最適なプランを提供し、心を込めた葬儀をお手伝いしてまいります。どうぞご遠慮なくご相談ください。

その他の業務

• 事前相談
  • 葬儀に関する事前相談を受け付け、個別に対応。家族や故人の希望を聞き取り、最適な葬儀プランを提案します​​。
• 寺院の紹介
  • 檀家になっていない方のために、信頼できる寺院を紹介し、戒名や読経などの手配をサポート​​。
• 特殊清掃・遺品整理
  • 特殊清掃：孤独死や事故現場での清掃を専門業者が行い、安全で清潔な状態に戻します。
  • 遺品整理：故人の遺品を丁寧に整理し、貴重品や思い出の品を遺族に届けます​​。
• 海洋散骨・永代供養
  • 遺骨を海に撒く「海洋散骨」や、お墓を持たない方への「永代供養」などの手配を行います​。
• 粉骨業務
  • 遺骨を粉にする「粉骨サービス」を提供。散骨や手元供養のために適した形で加工します​。
• 墓じまいと檀家脱退コンサルティング
  • 墓じまいを希望する家族のために、お墓の整理・閉鎖手続きをサポート。寺院との交渉や檀家脱退の手続きも支援します​。

葬儀に一貫したサービスを執り行っています。