「ずっと泣いていたけど、あれでよかったと思っています」
弘前市で行われたある家族葬。
喪主を務めた女性は、式が終わったあとも目を腫らしていました。
でもその表情は、不思議と柔らかさを帯びていたのです。
涙は悲しみの証。
そして、それ以上に「ちゃんと別れられた」という証でもあるのだと、私たちは考えています。
泣きながらも、心に残った言葉
その日見送られたのは、長く介護を続けてこられたご主人でした。
喪主である奥様は、言葉少なにご相談に来られました。
「何をしたらいいかわからなくて……
でも、ちゃんと夫を見送りたいんです」
式では、ご主人の写真と共に、使い込んだ湯呑み、毎日読んでいた新聞、そして奥様が毎朝入れていたお茶が並びました。
式が始まると、奥様の涙は止まらなくなりました。
でも、その横で娘さんが小さな声で話し続けていました。
「お父さん、ありがとうね」
「お母さん、ちゃんとやれてるよ」
「みんな、わかってるよ」
誰もが涙を流しながら、声に出して、想いを伝える時間がそこにはありました。
泣いてよかった。言えなかった想いが、少し伝えられた気がする
式が終わったあと、奥様は小さくこう言われました。
「泣いてばかりで、恥ずかしいくらいだったけど……
それでも、なんだか心がすっとしました。
言えなかった想いが、少し伝えられたような気がして」
葬儀の場に、感情を持ち込むこと。
それを「みっともない」「静かにすべき」と言われた時代がありました。
でも今、泣いて、語って、見送ることこそが、本当に心を動かす別れなのだと、多くのご家族が気づいています。
『喜怒哀楽の家族葬®』は、涙の流れる場を守ります
『喜怒哀楽の家族葬®』は、
泣いてもいい、語ってもいい、感情をそのまま置ける空間をつくる葬儀です。
「泣けたことが、よかった」
「最後にあの言葉を言えた」
その経験こそが、深い悲しみの中での小さな救いになります。
あなたの中にある言葉、涙と一緒にあふれてきた想い
どうか、それを伝えられる場所でお別れしてください。
泣いても、言葉にならなくても、大丈夫です
感情のままに見送る『喜怒哀楽の家族葬®』を知ってください。