津軽のおくりびと、納棺師樺澤
津軽のおくりびと

葬儀家族葬専門店
他社との違いと『おくりびと』
本物の復元納棺師です警察での処置
お棺と経帷子(仏衣)の準備がありましたら可能です。
ただし、容態の悪い仏様でしたらを工夫してお着せ致します。
ご自宅や施設にて突然亡くなったなどで検視が入り、通常でしたら白のナイロンで包み納体袋に入れ帰ってきます。
青森県の多くの葬儀社はそのままお棺に納め納棺終了ですが、私どもではできるだけお肌に触れられるよう工夫してお別れができるよう現場で特別処置・復元処置しながらお着せ致します。
腐乱 死臭
腐乱死体にて死臭が気になる仏様。
または死臭のある仏様でセレモニーホールからの出棺などで臭い気になる仏様は超特殊納体袋と特殊消臭剤などを使用致します。
通常のご納棺
映画『おくりびと』のように基本的にご遺族・ご親族様の目の前で着せ替えなどさせて頂きます。
既存の葬儀社では屏風の影での作業となると思います。
しかし、私どもでは痛々しいお口・お鼻の処置が終わりましたら、皆さんのお立会いのもとご納棺を開始させて頂きます。
※ 仏様のご容態によっては、お立会いをお断りする場合もございます。
お召し物
生前好きでいつも着用していたお召し物。
または、綺麗なお召し物を着せたいと言うご遺族様のご要望。
下着・服・着物・袴・洋服・朱印してある羽織などご遺族のご要望に合わせてお着せ致します。
現代の葬儀事情
20年程前はセレモニーホールなどまだない時代に私はある葬儀社に所属しておりました。
各寺院や集会所並びに公民館・自宅とよく飾りに行ったものでございます。
しかし、近年ではセレモニーホールが次からつぎへと出来て施工会場がほとんど変わってしまいました。
各寺院や集会所並びに公民館・自宅などの使用率が下がり、身近に和尚様との接する機会や集会所並びに公民館などは近隣の付合いが気薄くなっているのが現状です。
人間は生きていく為に一人では生きていけませんし、誰かの世話になり世話されたりして生涯を終えていくのではと思っています。
そこに田舎ならではのコミュニケーションが取れて人間らしいと思っておりました。
しかし、最近では田舎(弘前市)も都会みたいに近隣とのコミュニケーションが取れにくくなり、誰も気がつかず事件・事故などがよく耳にする時代になりました。
わたしは、葬儀という形で世間様のお役に立つ事が私の使命でございます。
0528納棺師と一般葬儀社との納棺の違い
0528納棺師と一般葬儀社との納棺の違い |
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区 別 内 容 |
0528 |
一般葬儀社 |
映画『おくりびと』のように着せ替えが見せられる |
Yes |
No |
ご納棺だけでご遺族様からの高評価をいただける |
Yes |
No |
やわらかい表情に整えることができる |
Yes |
No |
ご宗派にあわせた旅支度の説明ができる |
Yes |
No |
仏衣(経帷子)・下着・袴・着物・洋服・ドレス などいろいろ着せられる |
Yes |
No |
どんな状況でどんなご容態でも 正確な処置ができる |
Yes |
No |
黄疸の故人様の化粧ができる (ただし、厚化粧になる) |
Yes |
No |
納棺の儀でセレモニー性を取り入れ、 ご遺族様の立場になり行っている |
Yes |
No |
開いている目・口を閉じることができる |
Yes |
No |
感染症の故人様の取扱いが正確に処置できる |
Yes |
No |
お顔に傷や切り傷などがあった場合、 特殊処置または復元処置ができる |
Yes |
No |
口・鼻・耳以外での出血または 体液を防ぐことができる |
Yes |
No |
死後の変化7日間以上の予測ができる |
Yes |
No |
警察署などで検視後のどんな状態・容態でも (経帷子)を着せられる |
Yes |
No |
腐乱などで発生した臭いを 急激に抑える事ができる |
Yes |
No |
全身水泡または部分水泡処置 ならびに適切な処置知識がある |
Yes |
No |
納棺後に現在のご遺体状況を適切な 説明ができる |
Yes |
No |
エンゼルケア 介護施設
エンゼルケアとは・・・
エンゼルケアという言葉が使われ始めてから約十数年がたちました。
死後の処置、ステルベンなどの言葉のかわりとしても使われていますが、まだまだ「エンゼルケア」は一般的な認知度も少ないと思われます。
エンゼルケアの語源は諸説様々ですが、エンゼルという言葉に疑問や抵抗を感じる方もいらっしゃるようです。
そもそもこのエンゼルという言葉、宗教的発想や概念からではなく、死を表す言葉の中で悲壮感が少なく安らか、穏やかに旅立つというイメージと優しさや思いやり、労わりをイメージさせる言葉として使われるようになったようです。
エンゼルケアは新しい事象ではありません。
死者に対し家族や近親者が綿などを詰め、身体を清め整容する行為は古来より行われていました。
いわゆる湯灌というものです。
もともと湯灌は仏教界での出家の儀式でしたが、仏教の広まりと共に死者を送る風習として各地に根付き葬送文化のひとつとなりました。
綿を詰める行為は魔よけや悪霊払いなど風習、習俗的な意味のほかに疫病を防ぐ感染予防の意味もあった先人達の知恵なのかもしれません。
近代になって住宅事情や家族構成の変化に伴い自宅より病院などで死を迎える人が多くなり、病院で行われる湯灌は綿詰めや清拭などを基本とした医学的要素の濃い死後処置・ステルベンという言葉に代わり、従来のような体を湯水へ入れ洗浄し、化粧や着替えを行う湯灌は業者による商業的な要素の濃いものになりました。
しかし、近年になりホスピスや緩和ケア、終末期ケアなど「死」と向き合い「死」を受け入れる医療へと変化・見直される中で「エンゼルケア」と言う言葉が生まれました。
そしてこのエンゼルケアは、死後の処置として従来から行われてきた医学的処置、風習的処置のみならず残されたご家族に対するグリーフケアの一環として、また看護・介護に従事してきた方の精神的ケアとして様々な意味合いを持つ行為として捉えられるようになりました。
エンゼルケアの内容としては、顔や体を拭いて、体液などの漏出を防ぐ処置をして、ひげを剃り、顔の形を整えて、お化粧をして、髪型を整えて、着替えて、手を組む…というのが一般的と言われていますが、全国各地、各々の習慣や各病院・施設での主義意向により内容は様々です。
最近では体液の漏出を防ぐ処置や手を組むことの必要性に賛否両論あり、する所、しない所と各所各自での議論がなされ、試行錯誤しながらも取り組んでいるところも多くなってきました。
エンゼルケアを受ける方は全て同じではありません。
体液漏出処置が必要な方、必要でない方、閉口処置を希望する方しない方、メイクを必要とする方、必要でもご家族が希望されない方など人それぞれです。
こういった個々の状況、希望に合った身体の整容を行う事を総じてエンゼルケアというのでしょう。
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