復元納棺師ってどういう仕事するの?
復元納棺師ってどういう仕事するの?
納棺師とは
聞きなれているのが納棺師と言う言葉ですよね。
実は、青森県弘前市でも納棺師って言えるクラスの人は存在しておりません。
試験を受けて納棺師となっている方はおらず、会社の中で見習い社員であり、技術取得しながら現場に出向いていますが、納棺師というほどの知識や技能が足りていません。
なので、屏風の陰でする処置や納棺の途中で屏風を外し入棺の際にご家族様のお手伝いをいただき入棺。その入棺する時からの遺族立ち合いとなり、既に綺麗な状態から立会い可能としているのです。
納棺の儀は、精神的な部分が圧倒的に含まれている為、慎重に慎重を重ねての処置を行った人でも作法を知らないと粗末な扱いをされたと感じてしまいがちです。
その為の正しい知識や経験がないと誤解を生んでしまった納棺の儀となり、その勘違いしたままの通夜・葬式と儀式は進んでしまいます。
全てのセレモニーが終わった後にクレームが起こり取り戻しのできない程の怒りになっています。
復元師とは
復元箇所が必要な方向けに技術を施して整える処置ということになります。
青森県では、復元師が出動する事件・事故が少ない為、ほどんどの人が知らない存在です。
伝えるには非常に難しいのですが・・・
例えば
- 何かの事故で亡くなられた故人様で、出血が止まらなく容態が酷いときは縫合
- 口や目を完全綴じ部位の切断を縫合
- 点滴痕の止血など
- 気道確保の穴の縫合
- 全身水泡処置
- 目玉のくぼみやこめかみの復元 など
病院でいう外科的な処置です。ただし我々復元納棺師は切り開いて処置するのではなく、故人様を整える処置。亡くなった後の形成処置となります。
また、一般的には所持することができない、注射器や注射針・縫合針は限られた人が取り扱いが可能です。
当社も権利がある会社です。
とある機関に登録されていて、購入許可、使用許可があるということです。
当然使用には最善の注意を払いしかるべき方法で取り扱わなければなりません。
まとめ
青森県では、復元納棺師は私以外存在しておりません。
縫合による一切の処置などは納棺師以下の死化粧師には不可能です。
逆に通常処置のみで身体を清めてお棺に納めるのが納棺師となります。
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